DPFチェックランプが点滅している場合はそのまま放置して走り続けると手動再生ができなくなってしまうためすぐに手動再生を行う必要があります。
DPFチェックランプが点灯している場合はDPFが既に詰まってしまっているのでお客様による手動再生はできません。
そのまま放置して走り続けると致命的な故障に繋がってしまうのですぐに工場で修理する必要があります。
DPFの再生は高温で行われるためエンジンがある程度温まっていないと使用できません。
DPFの再生できない場合は暖機運転をしてから行ってみてください。
DPFの手動再生が完了しない場合考えられる要因としてDPFの故障、インジェクターの故障・詰まり、排気シャッターバルブの故障、各種センサーの故障、その他吸排気系の故障などがあります。
いずれの場合もすぐに工場で修理する必要があります。
DPFが詰まってしまう原因は主にカーボン(煤)もしくはアッシュのどちらかです。
原因の一つであるカーボンが溜まってしまうのはDPFの再生がうまくできてないことが原因です。
通常であれば自動再生が行われるため問題は無いのですが前述したとおりDPFの再生は高温で行われるためエンジンをかけてすぐにはできません。
そのため自動再生をしようとしているときにエンジンを切ってしまったり短距離の移動を繰り返していると再生が行えずカーボンが詰まってしまいます。
またDPFのチェックランプが点滅している場合手動再生する必要がありますが、その際手動再生が完了するまで車を動かしてはいけません。
完了前に車を動かしてしまうと元の状態に戻ってしまい、これを繰り返しているとDPFが詰まってしまいます。
しかしきちんと再生を行っていてもDPFランプが点滅するまでの期間が短くなってきます。
なぜならDPFにはアッシュと呼ばれるエンジンオイルに含まれる成分の燃えカスが蓄積されてしまうからです。
アッシュは再生で燃焼することができないためアッシュが原因の場合はDPFをオーバーホールする必要があります。